こんにちは、高校で英語の先生をしているアキセンセイです。
この記事では
- 英語の先生になるのってどれくらい難しいの?
- 高校教師のレベルって低いの?
- 英語の先生はどれくらい英語を話せるべき?
といった疑問を抱えるあなたに、
採用試験を突破したアキセンセイが実際に感じた
「高校の英語の先生になるための難易度」
をご紹介します。
これを読めば、採用試験に臨むにあたって
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これくらいの能力が必要なのか…まだまだ頑張らなければ…!
と試験へのモチベーションをあげられたり、
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これならいけそうかも…!
と、試験に自信を持って挑むことができるようになりますよ。
英語の高校教師の難易度は高い
高校教師(英語)になるには
簡単ではない
試験に失敗しないためにも、甘く見ておくことはやめましょう。
私は2回教員採用試験を受けていますが、
初めて教員採用試験を受けるにあたって勉強を始めてみると
難しいじゃん…!!!
と感じました。
当時私は国公立大学の4年生。
ある程度英語を勉強してきた自負はありましたが、高校・大学の入試をこなすほどの英語に触れる量では英語の高校教員にはなれないことを実感。
では実際にどんな所で難しさを感じたのかを、4技能に着目して詳しくご説明いたします。
教員採用試験、4技能は何を中心に見られる?
私が受けたところでは、
- Speaking
- Listening
- Reading
を主に問われる試験が出題されていました。
Writing、つまり書かなければいけない項目はありませんでしたが、
受ける所によって主に見られる技能は変わってくるかと思います。
過去問や予想問題で受けるところの予習をしておきましょう。
もっと勉強しなければと感じた技能1位「Speaking」
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Speaking(話す力)
私には圧倒的に足りていませんでした。
教員採用試験の2次試験に、インタビューテストという項目があります。
そこでは、
いきなり与えられたお題をもとにネイティブ講師に向けて3分ほど話し続ける。
その後、話した内容について講師に3,4つ質問をされ、それに答える。
というものでした。
外国出身の英語の講師(ALT)と1対1になって英語を話し続けるのですから、
話す力がないと破滅的。
この試験に挑まなければいけないと知った時
「え…3分も話すの…!?」と目が点に。
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3分って意外と長いんですよね…!
そしてその後に来る、何が聞かれるかわからない質問に答えていかなければならない不安といったらもう…!
受ける前から自分のスピーキング能力を考えると
落ちてしまうな…
と本当に思いました。
もうちょっと頑張ったら大丈夫そうだと思った技能「Reading, Listening」
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Reading、Listeningは今までの高校や大学の勉強で培ってきた能力や知識があり、
これは量をこなしてもっと英語に触れればいけそうだなと感じました。
しかし、まじめに取り組まなければ全然点数が取れない
というのが率直な感想です。
大学受験を終えてからは長文を読む機会がかなり減っていたこともありますが、
試験で問われる英単語のレベルがかなり高くなっています。
採用試験を突破するためには、
- それぞれの自治体の試験の特徴を把握
- 自分に足りないものを勉強して補う
過去問や対策問題集を解いて解いて解きまくりましょう。
私が実際に使っていたものはこちら。
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それぞれの自治体の特徴をまずは知っておくことが、試験攻略のポイントです。
どんな人が受けていた?控室で英語が飛び交う…?!
高校の英語教員になろうとしていた人は、9割が英語がペラペラの人。
帰国子女や留学経験など、英語を話す、読む、聞く、書く環境に長くいた方がほとんどです。
私が「この人たちすごい…」と感じたのは
2次試験の控室で英語しか聞こえなかったことです。
みなさん本当にスラスラ英語を話しており、
この中で話せない人(自分)が
受かっていくわけがない
と切に感じた瞬間でした。
どうやって2回で教採に受かった?Speaking力を上げた
端的に言うと、
英語を話せるようになった
私の課題は英語を話せるようになることでした。
初めての教採で玉砕した後、
「この後どうしよう…」
「みんな就活などをすでにしてもう行先が決まっているのに…」
と途方に暮れていた時、
留学してみようかな?
と、ふと思いたったのがきっかけでした。
そして、大学の交換留学制度を利用してオーストラリアに1年間滞在。
結果、英語力が身に着いたのはもちろん、
留学をした期間に得られた経験、そこでできた友達など
人生の宝物といっても過言ではないものができました。
- 外国に住んでみたい
- 英語を話せたらなんかかっこいい
- 留学にちょっと興味がある
というあなたには、留学へ行くことを個人的にはかなりおすすめします。
とはいってもすぐにはいけないし、どんなのだろう…?
と思うこともあると思いますので、こちらを参考にしてください。
【まとめ】高校の英語教員にはなれる
全く英語を話せない、普通の大学生だった私も
高校の英語教員になることはできました。
- まずはどれはほどの難易度なのかを過去問や問題集でチェック
- あなたに欠けているものを補う
ことで必ず採用試験に合格することができますよ。
ほなまたね!
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