【実体験】オリンピックボランティアTOKYO2020に参加!

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はじめまして!20代後半女性のアキセンセイです。

ついに開催された、「TOKYO2020」のオリンピックにボランティアとして参加をしてきました…!

  • やってよかった?
  • やりがい搾取といわれていたけど実際どうだった?
  • ボランティアってどんなことをするの?
  • お金は出るの?

といった疑問にお答えしていきます。

タップできる目次

「やってよかった!」オリンピックボランティア

結論から申し上げると、

アキセンセイ

やってよかった…!!

「やってよかった…!!」

素直に出た言葉でした。

しかし、そもそもオリンピックが開催されるのか

コロナウイルス対策は万全なのか

ボランティアはやりがい搾取だ!!と言われていた状況の中で、

「満を持して参加します!!」と言うことは残念ながらできず、参加する直前まで不安ばかりでした…。

なので、実際に体験したからこそわかる、良い面、悪い面を全てをお伝えいたします。

やりがい搾取?「うーん…」と思った点

「ボランティア」という言葉に寄りかかりすぎでは…?

始まる直前まで不安だったのは、

「もう少しボランティアに

優しくなれるのでは?」

と思ったからでした。

特に不安を覚え始めたのは、以下2点

  1. ユニフォームの受け取り方
  2. ワクチン接種の受ける場所

ユニフォームの受け取り方

ユニフォームは郵送ではなく、受け取りに行く形でした。

しかし、受け取れる場所はほんの限られた場所。

東京・北海道・宮城・福島・茨城・静岡

のみでした。

静岡以南の会場はどこもなかったのです…!

コロナ禍の中、移動をしなければならないなんて…。

仕方がないのか…?と思いつつ、静岡が一番近かったので静岡へ。

実際に受け取ったものたちはこちら。

Rまとめより引用

すべて事前に研修でサイズを選んだので、自分にぴったりのものが用意されています。

  • 半袖Tシャツ×3
  • パンツ×2
  • 長袖フリース
  • バッグ
  • シューズ
  • ボトル
  • 帽子
  • マスク×2
  • 靴下×2
  • メモ帳
アキセンセイ

こんなにたくさんもらえるの…?!とびっくりしました!

そして無事受け取りが終わった約1か月後、ワクチン接種の案内が。

ワクチン接種の受けられる場所

コロナ感染者が増えていく中でのオリンピック開催。

ワクチンが打てるか打てないかの瀬戸際にいたときの接種案内だったので、正直ほっとしたのもつかの間。

ワクチン接種が受けられる会場は、東京のみでした。

アキセンセイ

地方に比べ圧倒的にコロナ感染者が多い東京に、コロナ重症化を防ぎに行くなんて…

矛盾した思いを抱えながらも、

ワクチンを打ってボランティアに臨むことへの「安心感」には代えられないと思い、思い切って東京に行くことに…。

しかし、この2つがきっかけで、ボランティアをする人々の命を軽く見られているような気持ちにさえなってしまいました。

不安は増すばかりでしたが、3年前から「やりたい…!」と思っていたボランティア。

そもそも要綱が発表されたときも

「やりがい搾取だ!!」「ブラック労働だ!!」

などと騒がれていましたが、その内容は以下のようなものでした。

オリンピックボランティアの参加条件

  1. 宿泊費自費
  2. 会場までの交通費自費
  3. 昼食以外のご飯代自費
  4. 1日8時間労働以上を連続10日間以上の申請

最後の1つの要件を満たすことができるのは、かなり限られた人だったと思います。

夏休み中の学生ならまだしも、社会人となってしまうと10日間以上の休みをとることは厳しいものです。

幸い仕事柄休みを取れる期間だったので、私は上の条件を飲んでボランティアに応募。

ただ、実際にやってみると、思った以上に快適でした。

そして今までの不安を無くしてもらえるかのような待遇だったのです…!!

良かった点

  1. しっかりボランティアのことを気遣ってくれる体制がある
  2. 選手の気迫を生で感じることができる
  3. 人とのご縁

ボランティアの待遇は思った以上によかった!

まず1つめ、不安だったボランティアの待遇ですが、思った以上に気遣ってもらうことができました。

  • シフトは自分の行ける日のみでOK
  • 1時間活動をしたら1時間休憩、のように、1時間ごとのこまめな休憩あり
  • 昼食は栄養のある幕の内弁当
  • アイスやチョコレートも
  • お水、熱中症予防塩タブレット、汗拭きシートなどの暑さ対策グッズ

まずシフトが送られてきたのですが、自分の都合に合わせて適宜キャンセルできるようになっていました。

なので、10日以上活動をしなくても全く問題はありませんでした

そして活動時間も8時間とは言われていたものの、実質は休憩をはさむので4時間。

あっという間に一日が終わります!

食べ物、飲み物はかなり優遇されており、「こんなにもらっていいの??」と思うほどでした。

アキセンセイ

会場によってお弁当の違いはあったそうですが、私の会場では4種類のお弁当が用意されており、全て副菜、主菜が整った嬉しいお弁当でしたよ!

あれだけ不安だった活動でしたが、実際に活動をしてみると多くの配慮があり、すごく温かい気持ちになれました。

活動前にもらった熱中症対策グッズ

選手がすぐそこに!気迫を体感できる

観客席(右)と選手が通る道(左)の間を歩くボランティア

そして次に、選手の気迫を生で感じることができること。

これは言わずもがなですかね。

アキセンセイ

選手やスタッフさんたちが、本当にすぐ目の前にいます!

彼らを目の当たりにするだけでも、「人の本気や真剣さ」はこんなにも心を動かすものなんだと思わずにはいられません。

また、選手たちを応援する大勢の観客の温かさ。

選手が競技場に入ってくるたびに拍手が沸き起こり、なんて素敵な空間なんだろうと思いました。

「みなさんの支えがあって、

金メダルをとることができました」

よく聞かれるインタビュー時の選手の言葉。

あの言葉は本当に様々な人たちを指すのだと思いますが、直接には関わらない大会を運営する上での多くのスタッフさんや観客たちへの敬意もきっとこもっているのだろう。

と思わせてくれるような、とてもいい雰囲気でした。

人とのご縁

同じ部署のボランティアの方々

ボランティアとして参加をしていた人はかなり多く、たくさんの新しいご縁に恵まれました。

アキセンセイ

びっくりしたのは、半分以上が50代以上の方だったことです…!
中には70代、80代の方もいらっしゃいました!

みなさん様々な思いでボランティアに臨まれていましたが、本当に温かい方ばかりでした。

ボランティアで行った業務以上に、人とのご縁に恵まれたことが何よりの財産だったかもしれません。

ボランティアってどんなことをするの?

青いシャツを着た人がボランティアです。

私が行った業務は、

  • 手荷物検査
  • エックス線検査までの案内
  • お客様の誘導

主にこの3つです。

お客様が来るまで

お客様入場前のガランとした会場

お客様が来るまでは、ゆったりした時間が流れます。

写真を撮ったり、会場を確認したり、これからの流れを確認したり…

「あくせく」というよりは、ゆっくりした時間が流れつつこれからに備えるといった感じでした。

そして時間になると、いよいよ現場に向かいます。

お客様が入ってから

オリンピック会場入場ゲート

お客様が入ってきたら、いよいよボランティアの出番です!

上の写真にもあるように、オリンピック会場に入るには空港の手荷物検査同等のチェックを行います

そのチェックの流れをスムーズにさせるのが、主にボランティアの仕事でした。

アキセンセイ

飲み物を持ち込むお客様に、「1口飲んでいただけますか」との確認もしていましたよ!

お客様の波はどーっと流れ、忙しくあっという間に時間が過ぎました!

そしてお昼時になると、昼食をとれる棟へ移動します。

赤い矢印の下が昼食をとる建物です

歩いて5分ほどの、綺麗な建物に移動。

クーラーもしっかり効いていたので快適です。

ゆっくり1時間くらい昼食休憩をとります。

ボランティア業務に戻りますが、お客様が入りある程度落ち着くと、ボランティア業務も落ち着きます。

お客様を案内しながら、業務終了時間に。

アキセンセイ

1日中立っているので、足はパンパンでした…!

お客様も帰り、夕暮れ時の会場

同じボランティアの方々とわいわい話をしながら進められるので、あっという間に1日が終了。

あの何とも言えない興奮と敬意に満ちた会場で、ボランティア活動をできたことへの充実感たるや…。

お金はもらえるの?「少しもらえる」

ボランティア活動代としてのお金は頂きませんが、

交通費として1日1000円を頂くことはできます。

つまり、活動代としては無償ですね。

アキセンセイ

やはり、あくまでボランティア。
最初は少しも貰えないと思っていたので、1000円頂けるだけでもありがたいです。

「またやってみたい」オリンピックボランティア

様々な意見があったオリンピック開催。

ボランティアへの参加も賛否両論あるかと思いますが、活動してみた個人的な意見としては、

やってよかったなぁということです。

「またボランティアをしてみたいですか?」

と聞かれたら、「はい、やってみたいです」と答えられます。

それほど選手やスタッフ、観客、ボランティアの方々から、目には見えない、温かく熱い気持ちや情熱、ご縁をもらいました。

アキセンセイ

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