こんにちは、アキセンセイです!
この記事は、こんな方に向けた記事。
- 親知らずを抜こうか迷っている…
- 抜く予定があるから体験談を知りたい
- 全身麻酔ってすごく怖い
- 手術をした人の声を聞いてみたい
- 一気に2,3,4本の歯を抜きたい
親知らずの「手術」、しかも「全身麻酔」となると、未知の体験ですごく怖いですよね。
かくいう私も抜歯手術日が近づくにつれてすごく怖くなり、
「どうしよう…」と緊張していました。
しかし手術が終わった今となっては、
「そういや手術したな。」
と思えるほどあっという間に過去のものに。(笑)
そもそも手術をしようか迷っている人にも、手術が決まっているけどなんだか怖い人にも、
1つの経験談としてこの記事が役に立てばと思います。
まず、①抜歯手術が終わってやっての正直な感想、そして②手術は痛かったのかをお伝えいたします!
抜歯手術やってよかった?「よかった!」
抜歯手術、やってよかった!!
この一言につきます。
これから痛くなるかな…
歯茎腫れてきたらどうしよう…
女性だと妊娠の時に痛くなるっていうしな…
という不安からは全て解放され、術後3ヶ月弱経つ今では
「あ、そういえば親知らずの手術したな」
と思えるくらい、なんてことはありません。
親知らずの全身麻酔手術は痛い?「全く痛くない」
親知らずの全身麻酔手術は、全く痛くありません。
手術の記憶は正直1つもありません…。
手術後も「歯茎がジンジンするな…」と思う時はあるものの、
点滴や指定された薬をしっかり飲んでいると、全く気になるものではありませんでした。
ただ、私にとって一番痛かった瞬間は、全身麻酔を体に注入する時。
もしあなたが血管が見えにくいタイプであれば、私と同じ思いをするかもしれません…!
これは手術詳細で後述しますね。
「やってよかったな」
「手術全然大丈夫だったな」
と今なら思えている私でも、術前1週間はかなり緊張していました。
そんな私がなぜ全身麻酔の手術を選んだかをご説明いたします。
なぜ入院全身麻酔を選んだ?少ない期間で同時に3本抜きたかったから
これを読んでいるあなたはきっと、親知らずにまつわる「どうしよう…」という思いを少なからずかかえているはず。
かくいう私は「親知らずをいつか抜かねば…」と思い続け、かかりつけのクリニックにいったところ、抜くことが難しい歯であることが判明。
簡単に抜ける1本だけぱっと抜いてもらい、後の3本は口腔外科で対応をしてもらうことに。
私の場合は、歯の根本が神経にほぼ接しており、手術で抜歯になりました。
口腔外科で抜歯をするには、全員が入院や全身麻酔をする必要はありません。
それではなぜ私が抜歯のために「入院+全身麻酔」を選んだかというと、
日数をかけずに、一気に3本の歯を抜きたかったから
社会人になってからの手術だったので、あまり抜歯に時間をかけられませんでした。
抜歯方法には以下2つから選ぶことができ、それぞれメリットとデメリットがあります。
- 日帰り・局所麻酔
- 入院・全身麻酔
日帰り・局所麻酔の抜歯
日帰りができる局所麻酔の抜歯では、
入院・全身麻酔の抜歯
対して入院が必要な全身麻酔の抜歯では、
どのようなリスクがあるかは、しっかりお医者さんから説明をしてくださいます。
それぞれのメリットデメリットを考え、あなたに 合った手術方法を検討してください!
抜歯手術の入院と、その3日間の詳細
入院1日目(手術前日)
午後2時過ぎに入院手続きで病院へ。
持ってきたものを病室に詰めたり、術前健診を受けたり、、。
基本的にはかなり暇なので、暇つぶしできる何かを持っていくのがおすすめです。
夜ご飯はこんな感じ。
予想以上に美味しくて満足!
この夜ご飯を最後に、数日間は固形物が食べられなくなります、、、。
入院2日目(手術当日)
朝ごはんはこんなジュース2つのみ。
スポーツドリンク風味とありますが、まさにそんな味。
朝の9時までには飲み切ってくださいという指示のもと、それ以降はお水も固形物も口にできません。
時間が近づいてくると、脱ぎ着しやすい甚平のような衣服、そして着厚ソックスに着替えます。
「もうすぐ(手術に向かうために)呼びに来ますね」
と言われたときは、もう本当にドキドキです、、、。
行きますよ〜と看護師さんに声をかけられ、ナースルームを横切って手術室へ。
目に入ってきたのはこんな光景。
「これ…よくテレビで見るやつ…!!!!!!」
まさか自分が人生でこんな場に来ることがあるなんて。
そんな余韻?気持ち?に浸っている間もなく、
あれよあれよという間に看護師さんやお医者さんの指示に従いベッドに寝そべって様々な器具を体につけられます。
いざ、手術開始…!個人的に一番痛かった瞬間。
いろいろな器具をとりつけられ、さぁ全身麻酔をしましょう。となった時、
悲劇は起きました。
「血管が見えにくいですねぇ…」
そう、私の利き腕じゃない方は血管が見えにくく、健康診断時の採血もいつも利き腕側。
そして、麻酔針を入れるのも基本的には利き腕ではない方にいれるらしく、
看護師さんが困り最終的に手の甲へ刺すことに。
はぁ…
今思い出すだけでも血の気が引いてきます…。
この、「血管に麻酔針を刺す作業」がかなり難航し、刺しては抜かれ、刺しては抜かれ、、、、
もうめちゃくちゃ痛くて、涙が止まりません。
そしてやっっっとの思いで刺さって安心したのも束の間。
「麻酔いれますよ」
という医師の声のもと麻酔が開始された瞬間
「いたぁぁぁぁぁぁああああああい…!!!!」
思わず声が出てしまいました。
もう本当に痛くて痛くて、
抜歯手術で何が痛かったかって、堂々1位のランクインは
麻酔が手の甲に入ってくる瞬間。
ただ実際には、
「いたぁぁぁぁぁぁああああ…スン」
くらい、
麻酔が入ってきた5秒後くらいには入眠していました。笑
手術後、目覚め。
「○○さん…!」
苗字を遠くの方で呼ばれている気がし、はっと起きた瞬間、
なんと手術は終わっていました。
2時間の手術も体感としては5秒ほど。
え…?!私寝てたの…?
もう手術終わり…?!
あっという間にベッドに乗せられ、元いた部屋にガラガラガラとベッドごと運ばれ、
無事終了。
あっけなすぎて、「早。」の一言。笑
実際にはこんな感じです。
声が出ず、話す元気もなくてボーーっとする状態が1時間ほど。
数時間経った後、看護師さんが
「お水飲めそうなら飲んでも大丈夫ですよ」
と声をかけてくれました。
その頃にはお水はなんとか飲めるように。
ただ、全く声は出ません。
気持ち悪くて、お水が飲めない人もいるようです。
私はその後もわりと気持ち悪さはなく、夜ご飯も食べられそうだったのでお願いしました。
すると、出てきたのはこんなもの。
The・離乳食。
でもあの時の私は、固形物を食べられるなんて到底思えません。
口が指の関節1つ分も開かないほど。
この離乳食を食べるだけでも、1時間くらいかかりました…。
その日は喋る元気はなく、そのまま入眠。
歯がジンジンしましたが、何度か回ってくる看護師さんにお伝えして点滴を打ってもらうと、幾分よくなりました。
入院3日目(手術翌日の朝)
「おはようございますー!」
看護師さんの声のもと起床。
今日の朝ごはんも例によって
離乳食です。
固形物が食べたいとも思いません。笑
肉やお米を噛み切れる日はくるのか…?
と思えるくらいに口が開かず、この離乳食を平らげるだけで精一杯。
そして翌朝、顔はこれくらいに腫れました。
手術前 | 手術後 |
この顔のまま、あまり元気も出ないまま
「もう退院していいですよ」
と言われ、午前中にはあっけなく退院。笑
まだ全然元気出ないんだけれど…
と思いながら、迎えにきてもらった車に乗り込み帰宅しました。
抜歯後の固形物開始は約1週間後
固形物が食べられるようになったのは、1週間後
やっと食べられるようになったのは、退院してから約1週間後でした。
それまでは離乳食と介護食ばかり。
最初は生後3,4ヶ月対象の、「飲み込んで食べられる」タイプのものしか食べられません。
米粒ほどの固形物も食べられず、ペースト状が基本。
3,4日経つと生後9ヶ月くらいの「歯茎で食べられる」という表示のあるような離乳食が食べられるように。
そして1週間経ち、久しぶりの固形物を恐る恐る食べた時の美味しさはひとしお…!!!
食べることを楽しめるって、素晴らしい。
本当にそう思いました。
顔の腫れがおさまるのはいつ?1~2週間後
顔の腫れが完璧に治まるのは、約10日後。
ほっぺたが腫れてくる
↓
顎やほっぺたあたりが変色してくる
↓
少しずつおさまってくる
この経緯を経て、約10日後には元通りの顔になります。
うわぁ…!腫れてるね…!!と絶対言われますよ。笑
【まとめ】抜歯手術の費用と感想
入院費含め全てで8万円
ある程度お金に余裕があるなら、全身麻酔手術はおすすめです。
入院せず、日帰りで局所麻酔の場合、1本抜くたびに10日腫れて10日固形物が食べられないのか、、、?
と思うと、なかなか恐ろしいです。
全身麻酔で眠っている間にいっきに抜かれてよかったなぁ。というのが正直な感想。
手術前は怖いですが、しっかりお医者さんと看護師さんがケアをしてくれるので、安心してください。
あなたの親知らずの不安が少しでもなくなれば幸いです。
ほなまたね!
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